ここ数年、
「好きなことを仕事に」というスタンスの「起業女子」「ママ起業」が大ブームになっております。
私個人もその1人です。
私の場合は、何が何でも起業したかった「これ」という資格やスキルがあったわけではなく
「帰宅した時に『おかえり』って言って欲しい」という息子と「そろそろ私も稼ぎたい」という私の思惑の中でどうやって折り合いをつけるか、というための起業、という意味付けがありました。
経験してみて感じたのは、今まで経験した「正社員」「派遣社員」「パート」とは「仕事に対する概念」「お金を手にする過程」がまるで違った、ということ。お金って何だろう、ビジネスって何だろう、ブランディングって何だろう…
今までの私の考え方とは全く違った概念が私の頭の中に入ってきた感じでした。
最近、私のところに「実は集客に苦労していて…」「ブログを書きたいんだけど何を書いたらいいの?」という話が来ているので、もしかしたらお役に立てるかも、と思い書いてみることにしました。今の私の実績で書くことじゃないような気もしますが…起業初期のことは起業初期にしか書けないっていうし(笑)
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もくじ
「好きなことを仕事に」というけれど…
カフェを始めとした飲食系 家族写真撮影カメラマン カラーやアロマ、フットなどのセラピスト ヨガなどのスポーツ系のインストラクター 手作りを始めとした各種ワークショップ・お稽古事の先生 コーチングや心理学などをベースにした、子育てや自己啓発・起業支援など(セッション、講座、セミナー、お茶会)
私の周囲だけでざっと思いつくだけで、これらの職種は2人以上は確実にいます。
正直、よほど特定の分野に絞って活動でもしない限り、ほとんどの職種が飽和状態。レッドオーシャン。
同じことをしている人が半径10km以内にいなくて、ある程度ニーズが見込める分野だったら超ラッキーかと思います。
ではでは…
このような状況の中で、どこに意識を置いて活動をしたらいいのでしょうか?
「何を買うか?」ではなく「誰から買うか?」の時代が来る
「時代が来る」という書き方をしましたが…正直、もう来てるかもしれません。
これだけ物と情報に溢れ、ほとんどのものがAmazonで手に入り、分からないことがあったら google で検索をすればすぐに解決する…
そんな状態の中で 「地道にコツコツスキルを上げれば、いつかは報われる。お客さんは来てくれる」という時代ではないのかな、と。いや、もちろん地道にコツコツスキルを上げることも大切ですよ。「出来る人」ほど常に学ぶ姿勢を忘れないですから。でも、この情報過多の時代、いいものでも、いいものだと認知される前に時間だけが過ぎていく…。
その中で、「好きなことを仕事にする」と決めて
ネットを使って集客をしたい 自分の商品を認めてくれる人に来て欲しい
と思うならば…
それを実現するにはポイントがあって、そこを抑えると案外するっとうまく行ったりします。
逆の見方をすれば、ネットで集客がある程度出来ている人は、(意識か無意識かは別として)そのポイントを抑えてSNSを活用しているという捉え方も出来ます。
「あなたから買いたい」と思わせるようになるには
どんなブログがウケるのか?というコトを、ある(毎月の収益は若手サラリーマンの月収を超える)ブロガーさんに聞いたら
ずばり、
「人の悩みを解決する」ブログがアクセスを稼ぐのだそうです。
みんな、悩みがあって検索してくるので、それにヒットするようなキーワードや構成のブログをするといいとのこと。(アフィリエイトブログなんて、その最もたるものですよねw)
そして、私が勝手に師匠と呼んでいる、幸せマニア、そしてWEBのゴルフ販売権売買で18億円稼いだ本田こーちゃん曰く、
自分の哲学に相手のニーズをのせてプレゼンをすると客が来る
という名言を、先日のグループコンサルで申しておりました。
そう、要するに
その商品を手にしたらどんな悩みが解決するか その商品を手にしたらどんなワクワクが手に入るか
そのビジョンを描かせるような内容・構成のブログを書き、イベント告知文も書いてみたらどうなるでしょうか?
その文面を読んで、ビジョンを描いてワクワクしてくれた人がお客さんになるのです。
というわけで…
自分のことをひたすらブログに書こう!
こんなことを書くと、セミナーやお茶会交流会、ちょっと高価なランチ風景ばかりが想像できますが…もしあなたがお客だったらそんな人からサービスを買いたいでしょうか?それだけで、その「人となり」が分かるのでしょうか?
自分の悩みのBefore→Afterを書く
特に、セラピストやインストラクター系の人におすすめです。
今までこういうことで悩んでいました、でも、悩みが解決できたので、今、これをみんなに伝えたくて講座を開いています!
というコトを、ワクワクが伝わるように書くのです。
出来る限り具体的に書くところがポイント。
具体的に書けば書くほど、相手も具体的なビジョンが描けるようになります。
今、こんなにキレイな(もしくは充実しているように見える)あの人にもこんな悩みがあったのね!
という共感が得られるといいですね。
講師系の中には「こんなところまで書いたらセミナーで喋る内容が無くなる!」って思う人もいるかもしれないですが、大丈夫。そこまでビジョンを描けていたら、何を喋ってもついてきてくれるお客さんがいるはずだから。
ワクワクすることを書く
これは、仕事に直結する内容じゃなくても大丈夫。 例えば、かつて書いた記事の中には「ボールペンはハイテックコレトの0.3だと決めている」というのを書いて どうしてコレトなのか、どうして0.3なのかを具体的に書きました。 また、最近だと、ぷんぷく堂さんの「競馬新聞の紙で作ったレポート用紙(方眼)」にワクワクしたというのも書いたり、「多摩動物園に行って、一眼レフで300ショット撮って楽しかった!」ということも書きました。 「こんなのが趣味だと思われたら恥ずかしい」って最初は思うかもしれませんが、そう思っているのは実はアナタだけだから大丈夫。そんなことを書いていると思わぬ依頼がくるかもしれませんよ!?
ダークな自分も出す
これはちょっと出し方が難しいのですが(全て出していいというわけではないので)。
例えば、子どもや夫と喧嘩してしまったこととか、イライラしてブチ切れたこと、手帳に書いていたのにうっかり忘れてしまったことなど…。
一見、「これを書いたらビジネスにマイナスなのでは?」と思えることも小出しにするのがおススメ。 だって、隙のない完璧な人よりも、ちょっと人間臭い人の方が親しみを感じるじゃないですか(笑)
だって人間だもの(笑)
どうしても集客に困ったら、助けを求める
これが出来ると出来ないとでは、起業が成功するか否かを左右する
と言っても過言ではないのではないか、と思うようになりました。
SNSで集客するには、どうしても「拡散力」が必要になります。この拡散力ばかりは、どうしても自分1人じゃ限界があるのです。インフルエンサーに知り合いがいればいいですが、インフルエンサーじゃなくても、ちょっと顔が広い友人や、「いいね」「興味あり」をつけてくれる友人はいるはず。
その人たちに助けを求めるのです。
「集客で困っているので、SNSで拡散をお願いします」と書くのです。
マジです。
私はやりました。
協力してくれた人の拡散力のおかげで、最低催行人数に満たない講座を満席にしたことがあります。
そんなの「集客が出来てない」って思われているようで恥ずかしい?
それならそれでもいいと思います。
今、起きている出来事をどのように捉えるかは、自分で決めることが出来ます。
ただ、それが出来ると
頑張って効率的な集客方法を身に着ける
から
困った時に助けてくれる人間関係を構築する
に目的が変わりますよね。
どっちが楽しそうに、負担なく進められそうですか?
もちろん、内容や価格面、開催日時や場所を見直す必要があるときもあるかもしれませんが、「自分では拡散しているつもり」だけど、実際には全然拡散されていなくて「知っていれば参加したのに」って言われることも案外多いのです。
あの心屋さんも「あれだけ拡散して地方講演をやった翌日に『(前日に地方講演をやった場所)には来てくれないんですか?』ってブログにコメント書かれた」っていつかのブログ記事に書いてあったの。
だから、拡散は出来るだけたくさんしたほうがいいの。これ豆知識ねw
他にもありますが…
他にも、ブログのビジュアル面での構成、見やすいメニュー分類方法、親しみが持たれるプロフィール文章の書き方もあるんだけど(私、知っているのにまだプロフィール書き換えてないけどw)それは、また別記事で書きますね~♪
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