お待たせしました。ママ友に関する私の考察。
後編です。前編はこちら
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もくじ
そもそも「適度な距離感」とは
ズバリ、この「適度」に、明確な定義はありません。しょうがないですよね、人それぞれ価値観が違うのですから。
「挨拶と必要な連絡事項だけやり取りできる人がいればいい」って距離感の人もいれば、「保護者会や学校公開で会ったら世間話くらいはしたい」とか「たまにはランチがしたい」とか「たまには飲みに行きたい」とか…
それでは、自分の気持ちさえ満足すればいいのでしょうか?
自分の気持ちを押し殺したり、予定をキャンセルしてまで集団に合わせる必要はないと思いますが(やりたければやればいいけどw)
- こっちから誘わなくても、たまにはランチ誘われたら行ってみる
- 保護者会で顔を合わせたら、相手の子どもさんと(自分の子供との)エピソードを話してみる
などなど…
相手が思う「適切な距離感」を配慮して、相手も気分が良くなれば、関係性を深めることは可能です。
まず、自分にとって「心地よい距離感」は何かを把握したうえで、相手の「心地よい距離感」を配慮した行動が出来るといいかな?ということです。
人の悩みは、「大切な人と仲良くできない」ということに集約されている、と言われています。
では、人と仲良くするのに、どんなプロセスをたどるといいでしょうか。
いきなり「会話から」は、実はハードルが高かった!
まあ、会話にも種類はありますが「今日は暑いですねぇ」「そうですねぇ」という会話では、相手はどんな人かわかりません。かといって、知り合って間もない人にあれこれ聞くってわけにもいきません。
ここで、おススメなのは
共通の何かをしてみる、ということです。
リアルな人付き合いが苦手な場合は、SNSなどを使って自分の好きなことや趣味の記録を発信してみても良いでしょう。思わぬところで「えっ、この人が!?」って言う人からコメントが来たりして、予想外の方向に発展することがあります。
気になるイベントやワークショップに参加してみて、みんなで同じことを経験してみるのもいいかもしれません。少なくともそれに関して興味関心がある人が集まってくるのですから、「今日は暑いですねぇ」から発展しない会話の相手よりは、関係性が深められる可能性があるってものです。
もうすこし交流するのが苦にならない場合は、幼稚園や保育園にサークルやボランティア活動はありませんか?
小学校でしたら、多くの小学校で読み聞かせや図書室の整備をボランティアの人にお願いしています。学年を超えたところに知り合いが出来ると、困ったことも相談しやすくなりますよ。(〇月には大きな行事があるからこうしたほうがいい、とか教えてくれますし)
誰かと仲良くしようとするとき、まず「誰かと会話しなきゃ」って焦りますよね。実は、会話から入る人間関係の構築はハードルが高いのです。よほど共通の趣味があれば別ですが。
たくさんいなくてもいい
私、ママ友は少ないほうですし、付き合い悪いほうだと思います(爆)
でも、別に、これ以上増やそうとは思っていません。「友達が多い=いいこと」とは限らないと思っているからです。
自分の欲求充足も大切にしながら、相手の欲求充足にも配慮する
ことが大切かな、と。
人は「自分の今を満たすために行動している」のですから、まず自分の「で、本当は何をしたいの?」を知り、相手の「この人はどうしたいんだろう?」を知る。その上での損益分岐点(っていうと表現がアレですが…妥協点、とでもいいますか)を見出して、そこに向けていけばいいのかな、と。
自分をないがしろにせず、他人もないがしろにしない
難しいですね、そのためには何が出来るでしょうか?
まず、自分のスペースを空ける
自分に余裕が無くて、助けて欲しいときは「助けて欲しい」と言えますか?
余裕がある人は「余裕が出来るほど仕事が出来て時間を作り出せる人」ではなくて、「出来ないことはできないと言えて必要に応じて他人を頼ることが出来る人」とも言えます。
常に人に依存状態になってしまう人もいますが…(それはまた別の観点で見る必要があるのですが)
- 他人にどう思われるか
- 迷惑なんじゃないだろうか
- 断られるのが怖い
そういうことを先に考えてしまう人の場合は、とりあえず、「困った時に頼れる関係性の人」を作りましょう。
子育ての何が辛いかって、「1人」だと思うから辛いのです。
身近な大人を味方につけると、子育てはググッと楽になります。
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