【感想】子どもの学力は「ふせんノート」で伸びる【ふせん活用法】
お友達がFacebookで紹介していた本です。
ふせんマニアとしては、ぜひとも一読しておきたいと思い、Amazonでポチっと。
届いた時は息子が夏休み中でしばらく置きっぱなしにしてしまいましたが、夏休みも終わり
読みかけの本を一気に読み進めているので、感想を書いていきますね。
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もくじ
この本の構成は以下の通り
- 「ふせんノート」の作り方
- 「ふせんノート」を使いこなす4つのコツ
- 「教科別ふせんノート」の使い方
- 学校生活が充実する「ふせん活用法」
この見出しだけを見たときは「勉強の仕方が分からない子ども向けの本なのかな?」と思っていました。
ふせんの活用法を「中学生のノート作成」という目的に絞って書かれている本
この本を読み進めていると、ふせんの特徴である「貼り替え」が出来るということを最大限に使ったノート作りの方法が書かれています。
授業の板書で書かれた公式などを、まとめノートを作るときにもう1度書き直そう思ったら…めんんどくさくなりノート作成を投げ出した記憶がある私としては「30年前にこの本欲しかったなぁ」と思うのです(笑)
教科別「ふせんノート」の使い方は一読の価値あり
まず最初に思ったのは、主要5教科(国語・算数もしくは数学・理科・社会・英語)教科別のノートの作り方が詳しく書かれていること。
これは、私が中学生の時に知りたかった!(笑)
小学生までと違って、中学生って自分でノートを作らないとなかなか成績伸びないじゃないですか(そんなことは無い?w)
ホント、今でも手帳の書き方で試行錯誤の日々ですが…学生時代はノートの作り方に悪戦苦闘した記憶があります。
社会人だって、入社してしばらくは研修があるじゃないですか。
中学生も入学してすぐにオリエンテーションみたいな感じで「ノートの作り方」って教えてあげたらいいのになぁと思います。このタイミングで、ふせんを使うという方法を知ることが出来たら、その子のノートの作り方の幅が広がるのは確実だと思うからです。
学校生活が充実する「ふせん活用法」は大人でも使えるアイディア満載
スケジュール管理に関しては、私が日常的に使っている方法とよく似ていますし、ふせんでアイディア出しは会議で「PDCAサイクル」を考えるときに使った方も多いのでは?と感じました。
こういうことを学生時代から習慣化できるといいと思いますし、大人になってからでも日常生活で活かせるアイディアが書かれていました。
どうやら「親が読んで子どもに勉強法として教えるための本」らしい
この本、冒頭から
あなたの心のなかにこんな悩みはありませんか? うちの子、自分から勉強してくれない… 中学校に行ってから成績がちっとも上がらない… 5教科のなかに、苦手な科目があって困っている… (本文より引用)
と書いてあって、あれあれ?これは親が読む本?子どもが読む本?という感じで混乱してしまいました。見出しだけ見て、私は「子供が自分で読んでノートを作る本」だと勘違いしてしまったのですね。でも、よくよくタイトル見たら「子どもの学力は…」ですよね。納得です。
この本は、どうやら「親が読んで子どもに勉強法として教えるための本」…のようです。
「親が読んで子供に勉強法を教える」ってシチュエーションがどれだけあるの?というのが疑問ですが…。親というよりも、家庭教師や塾の先生を始めたばかりの人が子どものノートの作り方のパターンを増やすのに読むのがいいのかなぁ、と思ったり。
親が子供とガッツリ関われる、子どもが親の言うことを素直に聞けるのは小学生までのご家庭が多いだろうし、この本に書いてある勉強法が本当に必要なのは、子どもが中学生になってからだろうし…
将来、この本を活用できるようになるには…子供が思春期になっても、意思疎通やディスカッションが出来るような親子関係になれるように頑張るのが先だと思いました(笑)
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