【夏休み】子連れで鉄道会社のスタンプラリーをするときに気を付けたいこと【ポケモンスタンプラリー2017】
東京近郊で鉄道好きのお子様を持つ方なら、1度は「スタンプラリーやりたい!」と言われたことと思います。
この夏休み、私は初めてJR東日本の「ポケモンスタンプラリー」を体験したので、その記録と今後参加するときのための対策、そして
子連れの際に気を付けておきたいこと
を、私の気が付いた範囲で書いておきたいと思います。
今回はJR東日本の「ポケモンスタンプラリー」を例に書きます。
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もくじ
ポケモンスタンプラリーの概要は毎年変わる
今回初めてだったので過去のことは全然知らなかったのですが、毎年同じようなことをしているわけではありません。
2017年は4つにエリア分けされた、合計50駅のスタンプラリー 2016年は謎解きをしながら回る、合計14駅をめぐるラリー
などなど…
2010年には95駅を回るスタンプラリーも開催されており、毎年同じではないということが分かります。
スタンプ設置駅も毎年変わるらしく、今年は11年ぶりに上尾が復活したそうです。
JR東日本のホームページで、毎年7月上旬には概要が発表されるようなので
- 開催日程
- スタンプ設置駅
- スタンプ設置時間帯
- ゴールの場所
- 景品引き換え可能な時間帯
は必ずチェックしておいた方がいいです。
もし、「子連れで1日で20駅以上スタンプを押したい」と思うならば、かなりの頭脳戦と体力戦になるからです(笑)
↓例えば、今年のJR東日本のポケモンスタンプラリーはこんな感じで、6月30日にプレスリリースがあります。
全世代のポケモンファンへ向けて 「JR東日本ポケモンスタンプラリー2017」を開催します
来年は、この時点でスケジュールに組み込んでどうやって回るか子どもと相談すると心に誓いました(それくらい、計画性が無いとしんどいのを実感しました。笑)
子連れでスタンプラリーを楽しむために
概要は出発前にあらかじめ把握しておくこと
開催ルールやスタンプ設置時間、景品の引き渡し時間は毎年変わります。
今年は、スタンプ設置時間が始発から終電になり、大人の参加者からは歓迎されたようですが、以前はスタンプ設置時間は10時~16時半だったようです。
比較的空いている土日でも、朝からスタンプを押すことも出来るようになりました♪
通勤でパパは協力できるか?
今回は、スタンプ設置時間が「始発から終電」になったことで、大人の参加者が多かったです。実際にスタンプ帳をもらうときもピカチュウのキーホルダーをもらった時も
子どもより大人の方が多いのでは?
と思ったくらいです。
というわけで、通勤でスタンプ設置駅を通る場合は、数日に分けて途中下車をしてもらってスタンプを押してもらうのがいいでしょう。通勤経路によっては、それだけで第1段階がクリアできてしまうかもしれません。
ベビーカーのお子様は、出来れば避けた方が無難
いくつかの駅を回ってスタンプを押す、ただそれだけのことなんですが…
降りた場所がエレベーターの近くでない場合、改札が複数あった時に「スタンプがある改札を探して、その後にエレベーターを探す」というのは、かなりの負担になります。
年が離れた兄弟などで上の子が小学生だけど下の子の年齢が小さい場合は、親戚や友人などに預けてでも連れて行かない方がいいと思います。
企画の特性上、ターミナル駅が多いのでどうしても人混みは避けて通れません。夏休みなので、電車の中で愚図るお子様がいるのは珍しくない光景ですが、やはり、夕方になると愚図って泣き止まないお子様がちらほらいらっしゃって、親御さんは大変そうでした…
未就学児は、最初のポイントをクリアした時点で「おしまい」にしてもOKな気持ちで
例えば、今年のJR東日本「ポケモンスタンプラリー」は、台紙に6駅をスタンプして初めて全駅分のスタンプを押せる「スタンプ帳」が手に入ります。
その際に景品ももらえるので、それで「おしまい。楽しかったね~」でもいいかな、と思いました。
もし、スタンプ帳を子どもが見てしまって「押したい!」となった場合は、その後の達成目標にこだわらず押せる範囲で押すだけでいいと思います。
ポケモン好きで景品が欲しい場合は、数日間かけてじっくり回ったほうがいいでしょう。
お子様の体力や当日の天候にもよりますが、1日で10駅くらいが楽しんで出来る範囲かな、と思います。
親が仕事などの理由で、祖父母に引率をお願いするときも、最低限のクリアを目標にするのがいいと思います。夏場の階段の上り下りの連続は、体力的にかなりの負担になるからです。
小学生は、体力や参加できる日数に応じてチャレンジ
小学生になると、体力もついてくるので1日中スタンプ巡りをすることが出来るでしょう。効率よく回れば、1日で20駅以上スタンプを押すことも出来ると思います。
私たち親子はこのパターンで7時間で20駅押しましたが…1駅滞在時間は短くて3分、長くて12分ですし、昼食はコンビニのおにぎりを電車の待ち時間、休憩はホームで電車を待っている間と電車に乗っている間…と、かなりのハードスケジュールでした。
そして、小学生になると「都区内パス」にしても「休日お出かけパス」にしても子供料金がかかります。
1日間有効なタイプの切符は
都区内パスが大人750円、子ども370円 休日お出かけパスは大人2670円、子ども1330円
です。
「休日お出かけパス」、大人1人子ども1人で、1日4000円です。
何日間参加出来るのかをあらかじめ伝えて、どこのスタンプを押すかあらかじめ計画を立てて押していくと良いでしょう。
高学年は、自由研究に応用してみよう
小学校高学年になると、体力も大人と同じくらいになる子も多いでしょう。
となると、問題は「子どもの体力」ではなく「親の体力」と「親の経済力」になります(笑)
スタンプは改札の外にあるので、下車するたびに階段の上り下りをすることになります(全駅にエスカレーターが設置されているとは限らず、エレベーターは遠いことも多いので)
あらかじめ概要を子どもに知らせて、計画を子どもに立てさせ、実行してその記録を後で整理すれば立派な自由研究になります。
その時は、5W1Hを意識してみるといいでしょう。
具体的には
- スタンプラリーをやりたいと思った動機
- どのルートで行くか
- なぜそのルートを選んだのか
- どのくらいの時間で達成できそうか
- 実際にどのくらいの時間がかかったか
- 予定通りに行ったところはどんなところか
- 予定通りにいかなかったところはどんなところか
- 目的地やスタンプを押したところの特徴(工業地帯とか何か名所があるか、など)
- スタンプを押した場所の地図を書く
などをすれば、まさに自由研究♪
せっかく知力と体力と経済力を酷使するのですから、きっちり学びに生かしてもらうことにしましょう(笑)
鉄道好きの子供がもっと楽しくなるように
今回のスタンプラリーを経験して思ったのは、「大人が何人分ものスタンプ帳を抱えてスタンプを押しまくっている」という光景をたくさん見たことです。
とあるゴール駅では、初老のご婦人に声をかけられました。
「うちは孫が3人いて、スタンプは全部押したんだけど、ゴールの景品は1人1つしかもらえない。私と息子にこの台紙をゴールまで持って行ってもらないか」と景品渡しの「サクラ」を依頼されたのには正直びっくりしました。
何らかの事情でお孫さんの分も押されているのですね…開催地域外に住んでいて景品だけ欲しいのかもしれないですね。実際にヤ〇オクなどでも転売されていますし。
個人的には、景品目当ての参加よりも、鉄道大好きな子供がもっと大好きになってもらえるような企画をお願いしたいです…(でも、それじゃあ商売にならないのかなw)
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