【消える?残る?】私が死んだら Facebook はどうなるの?
私が開催している手帳講座には、受講者様専用の秘密の Facebookグループ があります。
そのグループのメンバー一覧画面を見ていたら、メッセージが送れない人がいることに気がついたのです。
実は…手帳講座を受講してくださった方の中に、その後お亡くなりになられた方がいらっしゃったことを1か月ほど前に知りました。
そうです、その方のアカウントは「追悼アカウント」になっていたので、メッセージが送れないのです。
ところで、自分が死んだらFacebookはどうなるのか知っていますか?今回は、私が見たことと調べたことを詳しく説明しますね。
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もくじ
もしも自分が死んだらFacebookをどうしたいか
「私が死ぬ頃にはFacebookは存在していないだろう」って密かに思っていたのですが、人はいつ、どのような形で死ぬか分からないですよね。
「もし自分が死んだら自分の facebook はどうなるのか」ということを、生前に設定することで意思表示できることはご存知ですか?
今回は、追悼アカウントになった時に「普通のアカウントとどう違うのか」ということと、「追悼アカウントにする」もしくは「死んだらアカウントを削除する」という依頼を生前に自身で設定する方法を説明します。
パソコンの場合は右上の「▼」をクリック、スマホの場合は右下の「≡」をタップします。
「設定」→「アカウント設定」→「一般」→「アカウント管理」→「追悼アカウント管理人の設定」と進みます。
スマホの例で説明すると
右下の「≡」をタップするとこの画面が出てくるので、下にスクロールして「設定」をタップ
「アカウント設定」をタップ
「一般」をタップ
「アカウント管理」をタップ
この先の画面で、追悼アカウント管理人を設定するか、アカウントを削除してもらうかを選べます。
追悼アカウント管理人を設定する場合は、管理人に依頼したい人の名前を入力します。
アカウントを削除してほしい場合は、「アカウントの削除をリクエストする」→「死後に削除」をクリックします(追悼アカウント管理人は指定しません)。
ちなみに、 追悼アカウント管理人に指定できるのは「Facebookで友達になっている」「20歳以上の人」という決まりがあるようです。
「追悼アカウント」と普通のアカウントの違いは?
そうそう、実際に追悼アカウントになるとどうなってしまうのか気になりますよね。
ちなみに、追悼アカウントになると、本人以外の第三者にとって、見た目や使い勝手で何が変わるのかと言うと
- その人の Facebook を開くと、名前の横に追悼と表示されます
- メッセージが送れなくなります
- 「知り合いかも」に表示されなくなります
- 「今日は〇〇さんの誕生日です」通知が来なくなります
というコトでした。
「追悼アカウント」は「利用者が無くなった後に友人や家族がその人の思い出をシェアする場所」という位置づけなんだそう。よって、死後も放置されてアカウントに不正侵入したりするのを防止したり、メッセージが読まれないようにできるというのが利点なのではないか、と思います。
「追悼アカウント管理人」は何が出来るの?
これは、Facebookのヘルプセンターから引用しますね。(さすがに私も経験したことが無いので…)
・亡くなった方のプロフィールに投稿を書いて固定する(亡くなった方に代わって最後のメッセージをシェアする、追悼サービスについての情報を提供するなど)。
注: 亡くなった方のタイムラインとタグ付け設定で、他の人が自分のタイムラインに投稿することを許可していない場合、そのアカウントが追悼アカウントに移行されると、追悼アカウント管理人は、亡くなった方のプロフィールに投稿を書いて固定することはできません。・新たな友達リクエストに対応する(アカウント所有者が亡くなる前にFacebookの利用を始めていなかった友人や家族など)
・プロフィール写真やカバー写真を更新する
・アカウントの削除をリクエストする
逆に、追悼アカウント管理人に出来ないことは
・アカウントにログインする
・過去にタイムラインでシェアされた投稿、写真、その他のコンテンツを削除または変更する
・あなたのメッセージを読む
・あなたの友達を削除する、または、新しい友達リクエストを送信する
・あなたのアカウントに新しい追悼アカウント管理人を追加する
だそうです。 あなたのライフスタイルによって、追悼アカウントの管理人を選択してもいいし、アカウントの削除を指定しておいてもいいかもしれません。
家族・友人の死亡後「追悼アカウント」のリクエストを行う場合
これまでは「ご自身が生前に行う設定方法」を書きましたが、今度は家族や友人が亡くなってから「追悼アカウント」にすることを申請する方法です。
Facebookの「追悼アカウントのリクエスト」をクリックします。
入力画面において
- 亡くなった方のお名前
- 死亡日付
- 死亡を証明できる書類へのリンク(※任意)
を入力し、「送信」を押下。
これで、Facebookが審査を行い、承認されれば「追悼アカウント」になるんだそうです。
SNSにも死語設定は必要なのか
ありがたいことに、まだ両親も健在ですし、「遺言状」とか言われても「そういう年代でもないしそんな資産もないし」と、私にとって終活はどこか他人事のような気がしていました。 しかし、今はSNSというツールがあって、自分が生きてなくてもWEB上に自分が存在するという時代になりました。 家族がいれば、Facebookの場合は家族が申請すれば死後でも追悼アカウントに設定してもらえるようですが、生前に自分の意思を表示したい人は、ぜひ自分で設定しておきましょう。
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