【選書のしかた】読み聞かせの選書で気を付けた方がいいこと【図書ボランティア】

私の小学校での読み聞かせボランティア活動も、ついに3年目を迎えました。
自治体や学校によっては、読み聞かせはお当番で回ってきて1年に1回は担当しなくちゃいけない方、自分の子どもが在籍しているクラスにしか入れない方など様々ですね。

私は、幸運にも(?)どのクラスにも入れる学校なので低学年から高学年、しかもいろいろな雰囲気のクラスに潜入読み聞かせすることが出来ました。

ここで私がみてきた「しくじり」や「トラブル」、そして子供の心に響く選書をしている人はどうしているのか…ということを私なりに分析してみました。

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読み聞かせ絵本選びで気を付けたいこと

「こういう子どもになって欲しい」と意図して選ばない

絵本は、頭で考えて受け入れるものではなく、心で感じて受け入れるものだと思います。だから、内容が(子どもたちにとって)興味を引くものだったら、声に出して読んでいるだけで子どもたちは引き付けられます。

ただ、子どもの年齢によっては、絵本の読み聞かせそのものに興味が湧かないお子さんもいらっしゃるでしょう。2歳くらいから座って聞いてくれる子もいれば、年長になってようやく座って絵本を見聞きできるようになる子もいます。ポイントは、聞いてくれている子に対して読むこと。聞いてない子は「今日は聞きたくないのね」くらいで、他の子への妨害行動でもしていなければスルーでいいと思います。

「いじめはダメだ」とか、ジャッジを入れてしまうとそれに反発をしてしまう子もいるので、あまりストレートにジャッジしない本がいいんじゃないかと思います。「絵本の読み聞かせに教育的な下心を入れないで」という方もいらっしゃいますが、私もその意見に賛成です。

「宗教観が強い内容」は学校の読み聞かせでは使わない

私立の学校ならば、もともと宗教法人が運営しているところもあるだろうからあまり気にならないのですが、公立の学校ですと、様々な宗教や環境の子がいます。
特に、特定の宗教・宗派を信じて活動されている方は、宗教的な価値観が日常的な生活に根付いていることもあるでしょうから、意識してそこを外した選書を心がけた方がトラブルは減ります。
お正月だったら、宗教上の関係でお詣りしない子もいる、クリスマスだったら、キリスト教の宗教行事だということを(親の宗教の関係上)知らない子もいる、という背景に想いを馳せるということです。
宗教観が強い内容の本は、自宅の読み聞かせに回すとして、学校での読み聞かせは思想や宗教的な内容は避けた方がベターです。

後方から見えるかどうか

ご家庭での読み聞かせでしたら気にならないのですが、教室や図書室での読み聞かせになると、後方や端の方に位置する子供たちには見えにくいこともあります。絵が見えないとせっかくのお話、つまらなくなってしまいます。

本の持ち方やページのめくり方を工夫することも出来ますが、絵本を手にしたら、最低でも3mくらい離れたところで絵が見えるかどうか、確認したほうが良いでしょう。

読み聞かせの選書、私はこう選んでます

選書に関しては、100人いたら100通りあると思います。出来れば図書館で1冊1冊手に取って確かめることが出来ればいいのですが、なかなかそうもいきません。
とはいえ、読み聞かせまで日数もないのに、図書館でじっくり選んでいる時間もなく…借りに行くとしても1回でまとめて借りたい…と思った私の選書方法です。

「絵本ナビ」などで、高評価の本をピックアップ

絵本のポータルサイトに「絵本ナビ」というサイトがあります。そこには口コミだけでなく、年齢別、季節別などのおススメ絵本が紹介されているので、そこで評価が比較的高そうな本をピックアップしておきます。

 

ネットで「高学年 読み聞かせ」などでキーワード検索

電車に乗っている時間、ちょっとした隙間時間に「小学生 3年生 読み聞かせ 夏」など、学年や季節をキーワードにしてスマホで調べておき、気になる本をピックアップ。出来れば絵本ナビやAmazonなどのレビューを読んでおくと、読んだ人がどんな印象を受けるか分かります。

インターネットで、近くの図書館にリクエストをしておく

何冊かピックアップしたら、スマホでもPCでもいいので、近くの図書館に取り寄せリクエストをしておきます。その図書館で、今、すぐに借りられるかどうかは関係ありません。すぐに借りられる状態だとしても、探す手間や、タッチの差で借りられたしまうリスクを考えたらリクエストしておいた方が得策です。リクエストした本が用意できる状態になったら、メールなどでお知らせしてもらうように設定することも忘れずに。

そして、リクエストした本が図書館に揃ったら、図書館に本を取りに行って借りるだけです。

その何冊かの候補のうち、学年や雰囲気、季節など条件に合った本を選んで読むだけ。

その時読まなかった本でも、後々の読み聞かせで使う可能性があります。そういうストックが増えれば増えるほど、読み聞かせの選書が楽になります。

読み聞かせボランティアは楽しい

読み聞かせボランティア(に限らず学校ボランティア)は、学校に行く回数が増えるので子どもに顔を覚えてもらいやすくなります。

他の子どもに自分の顔を覚えてもらってどうなるの?とお思いですかね。自分の子どもがちょっと様子がおかしいとか、何かあった時に、他の子がそっと教えてくれたりすることもあるんですよ。

そして、学校公開以外の学校の様子を見ることが出来るのも、学校ボランティアならでは、ですよね。

「読み聞かせボランティアやりたいんだけど、選書が大変そうで…」という声を結構聞くので、私の選書の方法を書いてみました。いかがでしょうか。

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