「ランドセル」いつ、どこで買う?

新年度が始まり、初々しい1年生が登校する姿を見て、
「うちの子もいよいよ年長ね。来年はついに小学生だわ~」なんて思っている方…

ゴールデンウイーク前後から始めた方がいいこと、ご存知ですか?

それは…ランドセル選び、です。

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ゴールデンウイークにはすでに開始

「えっ!うちの子は年長さんになったばかり。入学まであと1年近くもあるのに、もうランドセル選びをしなくてはいけないの?

そうですよね~、私もお気持ち分かります。
私は、漠然と、ランドセルは「運動会が終わって『いよいよ小学生が近づいてきたか…』という気持ちになってから買うもの」
という「勝手な思いこみ」がありまして。

その「勝手な思い込み」、いとも簡単に覆されました。

ちょうどゴールデンウイーク前でしたかね。

「今年(※息子の時なので2015年です)のランドセル商戦は早まっていて、ゴールデンウイークには始まるようです」

と、車を運転しながら聞いていたラジオで流れているじゃないですか!!

え、ホント?と、その週末には慌てて近くのイオンモールに行ったら

立派なランドセル売り場コーナーが出来ている!!!

「ゴールデンウイークにランドセル工房めぐり」

私のFacebookは、同学年のお子様を持つママがたくさんいます。そのうちのお一人が

「ゴールデンウイークに東京観光を兼ねて、ランドセル工房巡りをした」

という投稿をされていたのです。

確かに、都内には、たくさんの工房のショールームがあります。実際に手に取ってみて分かることもありますよね。

ただ、うちの息子の場合、「最初に見たものに決めてしまう」という習性があるので、親としては優先順位を明確にしてからでないとランドセル見学に行くことが出来なかったんです。

というわけで、ネットで調べました。

ところで、ランドセルはどこで売っているの?

調べたら、こんなにありました!!

百貨店(デパート)・ショッピングセンター

近くに店舗がある、いつでも買えるのが大きな特徴です。
入学直前の3月でも、かなり売り場面積が縮小されて選択肢も少なくなりますが(現品限りなど)どこかしらに売り場があります。
ランドセルがどこにも売ってなくて、買えなくて困ることはほとんどありません。
この2つは、買い物ついでに見ることが出来るので、帰省した際に祖父母におねだりもできやすいですよね。夏休み明けには売り場面積が縮小しているところが多いので、夏休みまでに買った方がいいでしょう。

工房の直営店

私は、ランドセル選びを実際にするまで「工房系」という言葉を知りませんでした(みんなデパートやショッピングセンターで買うものだと思ってましたw)。

うちの地域の場合は、車で30分圏内に土屋鞄の店舗があることと人気度から見ても、工房系は圧倒的に土屋鞄が多いです。(うちは土屋鞄じゃない工房系にしましたが)
そもそも近隣で展示会を開催してない、開催してるけど展示会まで待てない、展示会の日程と都合が合わないなどの理由があれば、直営店に行ってもいいと思います。
しかし、土屋鞄は昨年から、革公房山本は今年から店舗での販売を取りやめWEB通販のみの取り扱いになりました。

工房の展示会

ネットで調べて、「いいなぁ」と思った工房。でも、実店舗に行くには遠すぎる!
割と大きめの工房に限られますが、近くの貸しホールみたいなところで「展示会」を開催していることが多いです。その場で注文することもできるので、気になる工房の展示会が近くに来る場合は、日程をチェックしておくといいでしょう。
ネットで「ランドセル 展示会 ○○(お住いの都道府県名)」で検索すれば、すぐに探せます。

工房の通販

資料請求すると、カタログ以外にも革見本のサンプルがついていることが多いです。
そして、気に入った工房が遠くて展示会も開催してない場合は、ネット通販で注文することになるでしょう。
この場合は、買う前に実際にそこの商品を使っている人がいれば、実際に見せてもらうと安心できますね。

その他

お勤めの会社によっては、業者と提携していて安価で斡旋販売があったり、社長が社員の子どもに入学祝いでプレゼントしてくれるケースもあると聞いたので、事前にチェックしてもいいかもしれません。

また、「メーカーはどこでもいい、形も妥協する、でもどうしても安く手に入れたい」人は昨年度の売れ残り商品をアウトレットで販売しているネット通販から買った人もいます。

何を基準に決めるか

息子が通う小学校は、「6年間ランドセル通学」です。
入学して驚いたのが、始業式も終業式もランドセルを背負って通学するのです。

6年間保証は絶対条件

今は、よほどのレアケースや格安品でもない限り、6年間保証がついてることがほとんどです。
アウトレットは買う前に保証があるかチェックしたほうがいいかもしれません。
しかし、6年間保証とはいえ、修理依頼の方法とか修理中は代替品の貸し出しはあるかとか、どの程度の過失は認めてもらえるか、などはメーカーや工房によって全く違います。

私がランドセル選びをした時に見たポイント

予算

ご家庭の事情にもよると思いますが、6年間使えるものを用意したほうがいいのでそれなりにはかかります。その中で5万円のものにするのか10万円出してもいいからこだわりたいって思うのかはそれぞれです。

A4フラットファイル対応

ここ数年で、もはや標準仕様になりつつあり、私の中では「6年間保障」と同じくらい当たり前ですが、有名な工房でもまだ対応してないところもあるので、一応チェックしました。
ただ、子どもが通う学校の場合はA4はクリアファイルしか使っていないので、そこまで神経質にならなくても良かったかな、とは思っています。

軽さと丈夫さのバランスが取れていること

自宅から小学校まで少し距離があったので、とにかく軽さは重視しました。
しかし、男児であることからも、軽さだけじゃなくて丈夫じゃないと困る!!(笑)
というわけで、軽くて丈夫なランドセルというのが条件にありました。
なので、何が何でも牛革にこだわらないで選ぶことに(結局、クラリーノのランドセルになりました)。

最終的に選ぶのは子ども

ランドセル商戦を見ていても、子どもよりも親が舞い上がってしまってあちこち連れまわすケースや何時間も行列に並んでようやく注文できた、なんてケースも聞きます。
実際にランドセルを背負って6年間学校に通うのは子どもです。
親が一方的に思いを押し付けるのではなく、せめていくつかの選択肢を挙げて、最終的には子どもが決めればいいのではないかと思っています。

 

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