【感想】「片付け」がNGワードの私が、種市勝覺「感情を整える片づけ」読みました
今回は、密教風水カウンセラー種市勝覺さんの「感情を整える片づけ」の感想を書きたいと思います。
まさか、片付け本を読みながら…自分の内面と向き合って蓋をしていた感情がドバーっと出てくることになろうとは…手にした時点では全く想像すらつかなかったです(爆)
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もくじ
きっかけは、お友達からのおススメ
種市さんを知ったのは、お友達の小山りえちゃん。
何年か前に、おすすめしてくれたので、種市勝覺さんのブログを読みました。
ただ、私自身、風水とか片付けに全く興味がなく、しかも 片づけは大嫌い。
環境と気持ちの連動が全く分からなかったので、その時は「ふーん」くらいにしか思っていなかったのです。
「片付け」「収納」「整理整頓」と聞くだけで自分責めが止まらない
私自身、掃除は嫌いではないんですけれど…「片付け」「整理整頓」という言葉を聞くと、小さい頃に「片付けなさい」と言われて、 何をどうしたらいいのかわからないまま、ただただ「片付けなさい」「どうしてあなたは片付けられないの」と言われて、出来ない自分を責めて苦しかった思い出しかないのです。
実家はとてもきれいに片付けられていることもあり、片付けられた空間の心地よさは理解しているのですが、反面、「片付けられない自分はダメ」「片付いていない家はダメ」って言われているようでもあります。
私は選択理論心理学というものも学んでいて、学び仲間やFacebook友達には「ライフオーガナイザー」「整理収納アドバイザー」が非常に多く(片手じゃ数えられないです)、Facebookのタイムラインでも片付け関連の内容はかなり流れてくるのですが…ここだけの話、ほぼほぼスルーでした(見たくない、見なければ現実じゃないって思いこんでましたw)
子育て講座でもなんでも当てはまると思うんですけど、本当に受講したほうがいい人のところには(そのタイミングでは)その情報はきっと届かないのです。そう言ったら身も蓋もないんですけど(すいません。爆) だって、本当に心が痛すぎて受け取れなくて、自分に言い訳してでも「見なかったことにしたい」って思っていたんだもん(爆)
それが 「あ、その情報受け取ってみようかな」ってところに持っていくには別の角度からのアプローチが必要なのかなと感じました。(私の場合、それがたまたま手帳だったのです。)
私は、元々分析が得意です。もともとシステム開発経験があって仕事でバグを見つけ出したりしていましたし、他人の分析は割と得意だったんですけれど(街中の人間ウオッチングとか大好きw)…「自分」が絡んでくると本当にダメなんです 。
ホント、手帳で頭の中の整理ができるようになって、ようやく「私、これでいいんだ」って少しずつ思えるようになり始めたくらいですから。(そんな私の手帳講座もよろしくね。爆)
そして、ここ数年、手帳で思考が整理できるようになってようやく
・家が片付いてないのは気分が良くない ・ひょっとしたら、部屋と頭の中は連動しているのでないか ・いろいろ学ぶのも大切だけど、住環境を見直すともっと気分が良くなるのではないか
というコトに気が付き始めました。
ようやく「片付け」と向き合おうかという気持ちになったタイミングがやってきたのです。
そして、このタイミングで「感情を整える片づけ」に出会いました。
ま、人間、何事にも出会うのにベストなタイミングってものがあるんですよね(爆)
出来ることから始めよう
本の紹介を始める前に、やたらと前置きが長くなりましたが(爆)
それくらい、自分の思いとか感情とかが出てきて止められなかったのです…ということにしてw
ただ片付ければいいってものではない
五感から入ってくる情報が、私たちの思考や行動などのもとになるのは分かりますよね。
家にいても同じです。安らぎたいのにごちゃごちゃしたものが視界に入ってくると安らげないですよね。(「ごちゃごちゃが心地いい」という人もいますが、それは環境適応能力の影響もあるとか)。
それは分かるのですが、逆に、完璧に片付いていて「汚したら、散らかしたら怒られる」という緊張感があるのも良くないそうです(そうか、実家は床に物が置いてあったら「それはいらないもの」として容赦なく捨てられる場所だったから、そういう緊張感に対する反発もあったのかもw)
自分も、相手も心地よく。そのために自分はどう在ればいいのか、そんなことを教えてくれる本です。
生まれた感情は全肯定する
おお!今、私がリスペクトしている本田こーちゃんと同じことを言っている!
アプローチ方法は違えど、伝えたいところの本質は同じなんですね。
ちなみに、種市さんはどういう風に書いてあるかというと…。
・悲しいのも辛いのも「ただの反応である」捉え、否定せず、すべて肯定的に受け入れる ・「ありえない」を「ま、これもアリだよね」に変えることができると、 動揺することが少なくなって感情の乱れが現れにくくなります。 最終的にはあらゆることを受け止められるようになることを「器が大きい」と言うのです。
自分責めを止めてみて、片付けられない、整理整頓が出来ない自分にもひとまず「オッケー」を出して…もしもそれでも「少しでも片付けたい」と思うなら…
今の私なら、何が出来そう?
勉強が嫌いになってしまった子供が、いきなり勉強が好きになったり勉強ができるようになったりしないじゃないですか。
それと同じで、
- 自分で出来ることから1つずつトライしてみる
- トライした後の気分を体感する
- 次に何をしようか考える
でいいんじゃないかと思います。
そう思ったときに、具体的に何をしたらいいのか、この本には書かれているのです。
で、私がこの本を読んで今すぐに出来ると思ってトライしたのは
窓を開けて、空気を入れ替える
でした(笑)
その次は
- トイレ掃除
- キッチンの掃除・収納を考える
- 床の上に直接物を置くことを減らす
この辺から始めてみようと思いました。
具体的にどうしたらいいかは、本に詳しく書いてあります。
我が家は二世帯住宅なので玄関は共用スペースだから後回し、お風呂とキッチンは別なので、そちらを先に着手してみるとか、そういう風に道筋が見えてきました。
とにかく、
「完璧に出来ないからすべてを諦める」ではなく「出来ることから、1つずつ」
そんなことを、この本から教わった気がしました。
でも、まあ、「本当に無理!だけど断捨離したい!」って本気で思ったら、1人で片付けるのはもう無理!って思ったら…誰か得意な人に頼むかもしれないし、それでいいと思います。
だって、この本には
「自力」を減らして、「他力」を増やす
って書いてあるもんね!
何でも一人で抱え込まないでいいってことも、この本は教えてくれますよ!!
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