【JR東日本】ポケモンスタンプラリー2018・子連れで参加するときのポイント【全駅制覇】

関東圏の夏のスタンプラリーとして有名な、JR東日本の「ポケモンスタンプラリー」。
2018年夏も開催されています。

期間は2018713日(金)~2018819日(日)

早速、息子とスタンプ帳をゲットしてきましたよ!

今年の傾向はどうなのか、昨年との違いは?子どもを連れて行く時に気を付けておきたいことを書きました。参考になれば幸いです。

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大まかな傾向は2017年と同じだが、エリア分けがなくなった

今年と去年の共通点は、まず「パンフレットに6駅分のスタンプを集めてスタンプ帳をもらいに行く」ことです。

2018年のパンフレットはこれです。スタンプ設置駅を中心にいろいろな駅に置いてあります。

パンフレットに6駅分のスタンプを押したら、ゴール駅の指定された場所にパンフレットを持っていくと景品(ビニール製のパスケース)とスタンプ帳がもらえます。ここまでは去年とほぼ同じ(ちなみに、去年の景品は布製のきんちゃく袋でした)。

スタンプ自体は始発~終電まで設置されていますが(一部例外アリ。最終日は16時まで)、ここで気を付けたいのが景品の配布時間。2017年は10時~16時半だったのが、2018年は10時半~17に変更になっています。

↓これが2018年のスタンプ帳。

そこから先の違いは、2017年はA~Dという4つのエリアに分けられていて、それぞれにエリア賞があったのは子連れにはありがたかったのです。

しかし、2018年は6駅達成してスタンプ帳をもらったら、あとは全駅制覇しないとプレゼントがありません。6駅の次は55駅ですね。6駅押してパスケースをもらって終わりにするか全駅制覇を目指すか…

全駅達成すると、オリジナルポケモンビニールバッグ(全駅達成記念チャーム付き)がもらえるようですよ。

【公式の情報はこちら】JR東日本 ポケモンスタンプラリー2018概要・参加方法 (JR東日本)

スタンプ設置駅について

2017年と2018年のスタンプ設置駅について調べてみました。2017年は50駅でしたが、2018年はさらに増えて55駅になっています。

2017年、2018年

スタンプ設置駅(38駅)

赤羽秋葉原、上尾、池袋牛久、浦和、恵比寿、大崎、大船大宮、柏、蒲田、亀有、北千住、錦糸町、越谷レイクタウン、桜木町、品川、新宿、巣鴨、蘇我、高田馬場、立川、田端、千葉、東京、取手、日暮里、八王子、浜松町、船橋、松戸、武蔵浦和、武蔵小金井、武蔵小杉、有楽町、横浜、四ツ谷
2018年新規スタンプ設置駅(17駅)

石川町、市ヶ谷、稲毛海岸、上野(注1)、大井町、大塚、荻窪、桶川、川崎、神田、吉祥寺、高円寺新浦安、新三郷、津田沼、蓮田、東戸塚

2017年スタンプ設置駅(12駅)
※2018年は設置されていません

飯田橋、御徒町、川越、信濃町、渋谷、新橋、田町、中野、西荻窪、府中本町、目黒、代々木

太字はゴール(6駅達成したら景品が交換できる場所)
太字は特設ゴール(6駅、もしくは全駅達成したら景品と交換できる場所)
(注1)上野駅は、2017年は特設ゴールカウンターのみでスタンプは設置せず。

【公式情報はこちら】JR東日本 ポケモンスタンプラリー2018  ラリーマップ (JR東日本)

山手線内の駅が減り、郊外の駅が増えた

府中本町や川越が設置されなくなって取りやすくなったかと思えば…

  • 北端が上尾(2017年)よりもさらに北、桶川になったこと
  • 京葉線(新浦安、稲毛海岸)に新設された
  • 宇都宮線(蓮田)に新設された
  • 神奈川県内の設置駅が増えた(川崎、石川町、東戸塚)

郊外の駅は、改札口が1つしかない駅がほとんどなのでスタンプ台まで迷うことが無いという点では利点もあります。しかし、郊外の駅は乗り換え時間が2分程度とシビア、それを逃すと20分待つ…など、時間のロスもあります。特に子供連れの場合は大人と違って急にトイレに行きたくなったり行動が大人よりもゆっくりだったりするので、大人単独行動より時間がかかりますよね。

郊外にお住まいの方が6駅分のスタンプを集めやすくはなりましたが、全駅制覇を狙おうとするならば、かなり綿密な攻略を練らないといけないようです。

余談ですが、冬にもスタンプラリーありますが、冬のスタンプラリーはこんなに範囲が広くないのです。西端は西荻窪だし南端は蒲田、北端は赤羽ですよ。冬の65駅に比べて夏は55駅だから集めやすいとか書いてある記事もありますが、そういう記事は本当に行って集めたのかと聞きたくなってしまう。笑

「都区内パスで1日、休日おでかけパスで1日」は子連れでも通用するのか?

ポケモンスタンプラリーの攻略法が書かれている攻略法として、もっともよく書かれているのが「初日は都区内パスで23区内を集め、あと1日かけて休日お出かけパスで都区内パスの範囲外を網羅する」というもの。

【公式情報はこちら】JR東日本 ポケモンスタンプラリー2018 おトクなきっぷ情報 (JR東日本)

実際に都区内パスで試してみた

実際に都区内パスでやってみましたが、子連れ(小3)には結構キツイです。高学年だったら行けるかな?初日は10時半まで6駅しか集められないというのも大きいですね。(スタンプ帳がもらえるのは10時半以降なので)。日曜日や祝日の朝は電車が空いていて涼しいので、その時間にスタンプを沢山押せないのが痛いです。平日の朝夕ラッシュほどではないですが休日もお昼前から徐々に混み始めてきて、なかなか座れなくなってくると体力を消耗してしまったようでした。

「休日お出かけパス」1日で郊外を網羅できるのか?

理論的に言えば出来ます。八王子を始発(4時半)で出発して、埼玉、千葉、茨城、神奈川をぐるっと回って、途中休憩も計算しても八王子に戻ってくるのは20時頃…の予定になりますが。

大人なら出来るだろうけど、子連れは子どもの年齢と体力次第では厳しいかも。

2018年は猛暑が厳しいですからね。暑さとの戦いになりそうです。

休日お出かけパスは、大人1人子ども1人で合計4000円です。気合で1日で回りきるか2日に分けるか…ちょっと考えちゃいますよね。いやー、やっぱり子どもと回るなら「都区内パス1日+休日お出かけパス2日」…が無難だと思います。
(7/30追記:全駅制覇しました。結局のところ「都区内パス1日+休日お出かけパス2日」になりました)

子連れでポケモンスタンプラリーを楽しむには

子どもと一緒にポケモンスタンプラリーを楽しんだ経験者として、思うことを書いておきます。

ベビーカーが必要なお子様は避けた方が無難

ベビーカーの場合、駅に辿り着いて、まずエレベーターを探すのが一苦労ですよね。暑さの中、スタンプを押した数だけエレベーターを探すことになります。上のお子様の年齢にもよりますが、その分だけ歩いているお子様の体力を奪うことになりますのでおススメしません。

改札口がいくつもある駅だと、スタンプがどの改札の近くにあるか探すのも大変です。その改札の近くにエレベーターが設置されているとも限らないので、ベビーカーはおススメしません。

スタンプ設置場所は調べた方がいい(特にターミナル駅)

例えば…新宿駅は東口みどりの窓口ちかく、東京駅は丸の内南口改札でてすぐ、上野駅は入谷改札…と言われて、「あ、あそこね」とすぐに分かる人は問題ないです。

スタンプ設置場所はほとんど変わらないので毎年参加していれば多少は思い出すでしょうけど、やはりターミナル駅は迷子になります。

新宿、池袋、上野、東京、横浜あたりは難易度が高いので、あらかじめ調べておくといいかもしれません。

以外なところだと、武蔵小杉。武蔵小杉駅のスタンプは横須賀線の改札にあるそうなので(南武線や東急線からは徒歩で10分ほどかかるらしい)、武蔵小杉に行くときは横須賀線を使う、など、あらかじめ知っておけば無駄に体力を使わなくていいこともあります。

スマホの予備バッテリーはあったほうがいい

普段のらない電車の乗り継ぎに、スマホアプリは必需品。特に乗り換えが必要な時は「〇番線」まで教えてくれるので、ホントに助かります。

ともなれば、スマホの電池が途中で切れてしまってはシャレにならないので予備バッテリーも持っていきましょう。

体力に応じて、無理のない範囲で楽しもう

6駅押してスタンプ帳をもらうと、全部押したくなってしまうもの。しかし、今回の駅のラインナップを見て思うのですが、ノープランで楽しむものではない気がします。事前にどの順番で押しに行くか考え、計画的に押していかないと体力と時間だけが無駄に消耗していくという感じでした。

どうしても全駅達成をしたくなった場合は余裕を持ったスケジュールで楽しむことをお勧めします。

暑さにおける「予想以上の体力の消耗」に注意

熱中症対策はもちろんのこと、慣れない電車の乗り降りや階段の上り下りの連続は…子どもは大人以上に体力を消耗します。

都心部は乗り継ぎが良く時間ロスが少ない、エスカレーター設置駅がほとんどなので階段の上り下りが少ないなどの利点はあります。しかし、駅構内や駅周辺は混雑していることが多く休憩できる場所を探すのが一苦労。そして、改札口が複数ある駅も多数あり、スタンプ設置場所が分からず迷子になることも。
それに対して郊外の駅は、改札が1か所しかない駅がほとんど。スタンプ台まで迷うことはほとんどありません。駅のベンチも空いていることが多く、待合室があればエアコン完備なのでホームで待っている間の体力の消耗を最小限に防ぐことは出来ます。しかし、乗り継ぎが悪く同じ駅に30分滞在するスケジュールになってしまうことも。

どちらにしても、暑さにおける予想以上の体力消耗が要注意。子どもは大人より背が低いので、大人よりも地面の熱さを感じやすくなっているということも忘れずに、暑さに負けずにスタンプラリーを楽しむといいのではないかと思います。

【追記】全駅制覇を達成して

7月28日、全駅制覇を達成しました。ここで感じたことを書いておきます。

取りこぼしが無いか何度もチェックする

6駅達成なら問題ないですが、全駅制覇となると、1つでも取りこぼしがあるとアウトです。

実は、あと2駅!と山手線内の駅を回っていた時に「吉祥寺を押し忘れた」ことに気が付いて、慌てて吉祥寺に行ったというハプニングがありました。これが吉祥寺だったからまだ良かったものの、千葉や茨城だったら絶望感しかありません(私、八王子市民なのでw)

思い付きで行くのではなく、綿密なルート作成を事前に行う

鉄道路線図や時刻表が好きで、自分で効率がいいルートを組めるお子様ならお任せしてもいいと思います。しかし、自宅に近い駅から計画なしに「ただ取っていく」という感覚だとかなり非効率になる可能性があります。

非効率もまた楽しめる要因の1つではありますが、スタンプラリーにかけられる日程や時間が限られている、子どもが何としても全駅制覇を達成したいと言っている場合は事前にしっかり計画を立てましょう。

「最初の6駅」をどこに行くかによって、その先の全駅制覇への道のりが見える

スタンプを押す順番を決めていると、どうしても「ここにスタンプが無ければもっと楽に進められるのになー」って場所が何か所かあります(それがどこの駅かは、おそらく、お住まいの場所によって変わってくると思います)。

例えば、スタンプ帳をゲットした後、限りなく一筆書きになるルートを考えているのに「この駅に寄るとなると時間のロスになるな…」と思うところがあったら、そこを敢えて「最初の6駅制覇の時点で押しておく」のです。

我が家の場合、それが錦糸町や上野、松戸だったりしましたが、後で最終的にルートを決めたときに最初の6駅で川崎を取っておけばよかったと思ったりしました。(ルートのパターンは無数にあるので答えは人によって違います)

初日は10時半にならないとスタンプ帳をゲットできないので、最初に思い切って非効率な6駅を集めると、その後、全駅制覇がすごく楽になりますよ。

(2019.07.05追記)
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