「子連れでスタンプラリー」攻略のコツ【JR東日本など東京近郊路線】

子どもが鉄道に興味を持ち始め、鉄道会社のスタンプラリーにハマってしまいました。
最寄り駅はスタンプ設置率が高いので、スタンプラリーが日常になりつつあります。
ところで…鉄道会社のスタンプラリーって、どうやって攻略したらいいの?って思いますよね。過去数回のスタンプラリーを攻略してみて感じたことを、「子連れスタンプラリーの攻略ポイント」としてまとめてみました。

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攻略成功の可否は「事前に調べるかどうか」

最速、最短でコンプリート!などというのは鉄ヲタさんにお任せするとして、子連れで楽しむポイントは「ムリなく」「効率よく」「楽しく」かと思います。

それには「事前調査」が欠かせません。

時間を優先するか、移動を極力少なくするかでルートが変わってきます。子連れの場合は、時間優先よりも、少し時間がかかっても移動の無駄を省くルートを選んだ方が子どもの体力消耗が最小限になっていいと思います。

可能な限り「一筆書き」できるようにすると効率がいい

では、どのようなルートがいいかというと、可能な限り同じ沿線を行ったり来たりすることは避けたいです。

最寄り駅から一番近い駅を起点にして、出来るだけ「一筆書き」になるように考えていきます。

そのためには、開催している沿線(この場合はJR東日本)にはこだわらず、私鉄やバスの選択肢も考えていきます。

今回参加した「シンカリオンスタンプラリー2019」の場合、我が家からの最寄のスタンプ設置駅は「北朝霞」だったので、そこを起点にして一筆書き…って思うと川越に行くのはJRを利用するよりも東武東上線を利用したほうがかなり短絡できるのです。戸田公園→川口の移動も、スタンプラリー区間ではない赤羽を経由しています。バス移動なども選択肢に入れて、いろいろな方法を洗い出してからプランを決めています。

1駅の滞在時間は5分以上を想定

最短で攻略したいなら、1駅の滞在時間は2~3分で、電車から降りるときは階段やエスカレーターから近い号車を予め調べておいて、移動はダッシュ…とまではいかずとも小走り程度にする必要があります。

しかし、子連れだとそんなに効率的には回れませんし、ホームから改札に行くのに距離がある駅もあります。今回のポケモンスタンプラリーでは南浦和や大宮はスタンプまでたどり着くのに時間がかかりますし、秋のドラゴンボールスタンプラリーや夏のポケモンスタンプラリーなど、都区内を回るスタンプラリーの場合は新宿、渋谷、池袋、上野…など、改札が複数存在する駅にスタンプが設置してあることも多いです。必ず「どの改札の近くにスタンプがあるか」を下車する前に確認しておくことです。事前に時刻表や乗り換えアプリなどでシミュレーションをする場合は、子連れの場合、滞在時間は最低でも5分以上を想定しておくといいでしょう。
また、人身事故などで長時間の遅延に遭遇するのは稀ですが、車両点検や急病人の保護などで数分程度のダイヤ乱れは珍しくありません。子どもが急に「トイレに行きたい」と言い出すこともありますし、駅によってはスタンプを押すのにしばらくならぶこともあります。余裕があるスケジュールを組んでおきましょう。

休憩する駅を決めておく

都区内を回るスタンプラリーの場合には、スタンプが設置してあるような駅には子どもが喜ぶファーストフードやファミリーレストランが駅前にある場合が多いです。

しかし、今回の「シンカリオンスタンプラリー」のように、郊外の駅が多い場合は、あらかじめ休憩する駅を決めておかないと…子どもが「お腹空いた~」と騒ぎ出したときに周囲にファーストフードはおろか、駅売店すらない…という駅もありまして。

お昼頃にスタンプを押す駅の近くにご飯を食べられるところがあるか、Googleマップなどで調べておくとスムーズです。

スタンプラリー当日はとにかく体力勝負

事前にしっかり調べておけば、当日は移動してスタンプを押すことの繰り返し、ひたすら階段昇降が続く…という、体力勝負なのです。笑

春秋は想定外の寒さに備えた対策を、夏は暑さのために体力消耗が激しいので、出来るだけ休日の朝早い時間にたくさん押せるように調整する…などの季節に応じた対策も必要になります。

この辺はお子さんの特性やスタミナも左右されるので、経験を重ねるしかありませんけどね。

ルートを子どもに決めさせてみる

もし、お子さんが小学校中学年以上ならば、お子さんにルートの計画を立ててもらうのもいいでしょう。
元・システムエンジニアの感覚からすると、スタンプラリーのルート決めのような

  • 答えが1つでなく、様々なパターンが存在する
  • いろいろな制約のもと、ベストだと考える「答え」を導き出す

というのは、論理的思考が身につく絶好のチャンスです。

プログラミング教室に通うよりは費用がかからないかと思うので(笑)、ぜひ、1度お子様にプランを考えさせて実行してみるといいかもしれません。

子どもの年齢が低い場合はコンプリートは考えない

お子様の年齢が低い(未就学児~小学校低学年)場合は、コンプリートすることは考えない方がいいでしょう。個人的にコンプリートは大人がやるものだと思っていて、体力的にも(金銭的にも)子連れには正直キツイです。条件に合わせて数駅押して景品をもらい、達成感を感じてもらうだけでもいいのではないかと思います。

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