ブログで集客したければ、ブログで「私のこと」を書きなさい!
「ブログやホームページ、もしくはSNSという『WEB』から集客につなげるにはどうしたらいいのか」という質問をいただきました。
私はSNS講座などで
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”yoshiko.png” name=”よっちゅん”] WEBはツールとしては強力だけど、WEBだけに頼らない方が効率がいい[/speech_bubble]
とお伝えしています。
実際に、私の講座にいらっしゃる方は「リアルの口コミ6割、Facebook3割、ブログ1割」くらいの割合になります。
しかし…
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”tomato1.png” name=”トマトさん”] ブログから1割しか集客できないの?だったらブログいらないよね?[/speech_bubble]
にはならないのです。
WEB集客のカラクリとは何か、それでもなぜブログが必要なのかを説明しますね。
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もくじ
ホームページ作って、ブログ記事書いただけで集客出来たら苦労しない
皆さん、実際に商品を売る時って、どうしていると思いますか?
お店だったら…看板出したりホームページ作ったり、チラシをお店の外に設置したり今だったらFacebookやInstagram、LINE@などに登録を促したりして、とにかく
自分のお店を知ってもらう
努力を最大限にすると思うのですよ。
だって、そのお店が何のお店か分からないのにお客さんから寄ってくるわけないじゃないですか。店主がどんな人かわからなければ入るという選択肢は取りません。
今は、個人消費者の場合、ほとんどの業種で大手チェーン店や大型店という「納得いくかは別だけど無難な選択肢」を選ぶ傾向が強いように感じます。その中に特色ある個人(および小さなお店など)を選択肢に入れてもらうにはどうしたらいいのでしょうか。
ネットや口コミなどで情報を調べてから
「ただそこにお店がある」というだけでは、ニーズがあって競争相手がいないというたぐいまれなる好条件でない限りそれだけで集客できることはないと言い切っていいと思います。
で、実際に「ニーズがあって競争相手がいない」業種は少ないですし、競合がいればいるほど「競合の中で私を選んでもらう」工夫をしなければいけないのです。
すなわち
- ホームページを作り
- SNSアカウントを作り
- 告知記事を書く(しかも1つのイベントにつき1回とかw)
それだけで人が集まるという勘違いをされている方が多い、ということです。
それは、「手作り品をECサイトに出品したら(すぐに)売れる」という勘違いをしているのと同じような感じです。(100%の間違いではないけど、間の過程をすっ飛ばし過ぎ…という意味です)
アナタはシンデレラですか?
「人はどんな時にお金を出すのか」
これを考えたことはありますか?
これに関しては、アフィリエイトで実績を出しているブロガーさんも書いてます。
「人はどんな時にお金を出すのか、それに沿って記事を書く」
「ブログで信頼関係を築き、紹介した商品を買っていただく」
これはとても大切なことです。
顔を見せない、書く人の素性を(基本的に)知らせないアフィリエイターだって、そこまで綿密に計画して工夫してSEO対策して文章を書いているのです。
ちょっとブログ記事を書きだしたばかりの人がちょっとSEOに気を使ったくらいでは、Googleの検索順位が上がるはずがないんですよ。
ブログを始めたばかりの人がGoogleでお客さんが勝手に検索して自分の商品を注文してくれる…なんて、「シンデレラが王子様に見初められて、カボチャの馬車に乗ってお城に連れて行ってもらえるくらいの確率」であることを忘れてはいけないのです。
【関連記事】アメブロとWordPressの違いを家探しに例えて書いてみた
あなたのお客様は
- どのような属性の人(性別、年代、既婚未婚、子どもの有無、など)で
- どのようなことに困っていて(もしくはどのような願いを叶えたいと思っていて)
- どんなツールを使って、あなたのサービスを探しに来ることが想像できるのか
とりあえず、そこまでを考えてみてください。
SEO対策、SNSの使い方を学ぶ前にすることは?
もちろん、ブログやSNSの使い方やテクニックを学ぶことは大切なことです。
しかし、それよりも前に
アナタは、「誰に向けてその商品を売りたいのか」それを明確にして、その人に向けた記事を書かない限り、残念ながらアナタが想定するターゲットにはアナタの記事は響かないのです。
誰だか分からない人からは買えない
実際の商店では、店員さんの顔が分からずに商品やサービスを買うというケースは稀、です。
ネットで商品を売ろうとしている場合、買う側の立場の人からは
アナタのことは、アナタが自分でお知らせしない限り絶対にわからない
のです。
お店の雰囲気があまり分からない個人商店で商品を買うのは、とても勇気が要りますね。
よく、「隠れ家サロン」みたいな雰囲気を望んでいるので大々的に告知はしたくない、なんて人もいますが、そういう人は初期はすごく告知をして既に知名度がありリピーターだけで成り立っていたり、特定のターゲットにだけ響くような発信をこまめにしていたり…とにかく、何も工夫せずにその立ち位置にいるわけではないし、
「たくさんお客さんが来なくていい=告知が少なくてもいい」
わけではありません。
それは、すっぴん「風」ナチュラルメイクを本物の「すっぴん」だと勘違いするくらい痛いことなのです。
インターネットが発達しているからこそ出来ること
インターネット、とりわけSNSが認知され一般化するようになってから、モノやサービスが売れるまでの流れがずいぶん変わった気がします。
ここ数年で、ネットだけで商品を販売するアフィリエイターやYouTubeで発信して視聴回数で収益を得る、いわゆる「ユーチューバー」も市民権を得てきましたね。子どもがなりたい職業に「ユーチューバー」を挙げるなんて、数年前では想像もつかないことです。
今、これだけネット環境が発達しSNSやブログが一般化してきたことで、発信してムーブメントを作るのはテレビや雑誌に出ている有名人のものだけではなくなりました。
その分、数だけはやたらと増えたけどクオリティがいまいちなのも多くて、どれがいいのかはブログ記事のクオリティやSNSで知っている人が紹介しているから(疑似口コミ効果)、というのが購買動機につながるようです。
よって
- ブログやSNSでこまめに発信して
- 自分のことを知ってもらい
- 自分の商品を買ってもらう
ことが、これからのブログ集客ではとても大切なことだと実感しています。
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