【感想】「あなた何様?」個人的にはこの書籍、好きです【ナリ心理学】

今回は、久しぶりに読後感想を書きます。

「あなた何様?」という、ホントに個人ブログからアメブロオフィシャルブロガーになった、シンデレラストーリーそのままを描いている絶好調男、ナリ君ことタケダカズナリさんの書籍です。

そういえば、今年に入ってからほとんど書いてなかったですね。読後感想。
絵本はたくさん読んでいるのですが。
絵本も潜在意識に響くものもあるというので、興味津々でいろいろ発掘してます。
そのうち絵本のカテゴリも作ろうかしら。

あ、話がずれたw
すいません、さっさと本題に入りますね。爆

 

あなた何様?

あなた何様?

  • 作者:ナリ
  • 出版社:サンマーク出版
  • 発売日: 2018-05-11

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ところで、「ナリ心理学」ってご存知でしょうか?

私が「ナリ心理学」っていうのを知ったのは、2016年3月くらいだったと思う。
私のお仕事(某カタログの編集作業)絡みで知り合った、プロのブロガーさん(WordPressのアクセス数が月30万PVレベルの方)が、どうやらナリ心理学のナリ君と知り合いだった、らしい。

その方とFacebookでつながったら、ナリ君の投稿に「いいね」をいっぱいつけることから、「ナリ心理学」のことを知って…。

ナリ心理学(はてなブログ)」を読み漁り、心に響いた記事はプリントアウトして手帳に貼って、何度も何度も読み返していました。今は「ナリ心理学(アメブロ)」に移動しちゃったみたいだけど。個人的には、はてなブログ時代にはよくお世話になっていた、へたな書籍より何度も何度も読み返して手帳に自分の言葉として感想を書いたりして…という感じです。
まあ、イメージとしては…インディーズバンドの頃には応援してたけどメジャーデビューした瞬間、勝手に遠い存在になったと思い込んだだけです(もともと近くないくせにwあなたは近所のオバちゃんですかw)

まあ、私の問題なので今は置いておきましょうw

ブログが体系化されて1冊の本になったという感じ。ただし…

書籍を出すと知って、私の第一印象は「権利関係どうするんだ?」でした。笑

ワタシ、3年間、編集のお手伝いという(私の中では)畑違いの仕事をさせていただいて、媒体の違い(WEBと書籍などの紙媒体)をいやというほど認識させられました。

まあ、このブログもそうですが、WEB媒体は割と自由に書けるし、(WEBだって権利関係は守らなくてはいけないけど)もし、肖像権とか著作権とかパブリシティー権っていうの?、そういうの…あまり守ってないというか、そもそも認識すらしてない人が多いかと思う。(その件に関しては、ここでは敢えてこれ以上ツッコまないw)

個人ブログはそれでいいと思うの。そこまで誰もチェックしてないし。もともとナリ心理学って、最初からビジネス上で実績がある人が書いているのではなく、本当に一般人、個人のブログ、でしたから。そういう意味では、あれだけのアクセス数が集まってアメブロのオフィシャルブロガーになるって、まさに「シンデレラストーリー」ですよね。本当にすごいことだと思っています。

で、書籍化。

ブログ愛読者として(そして、紙媒体のめんどくささを知ってしまった人として)、これ、ライターさんが書くのかご本人が書くのかは知らないけど、編集が大変だろうって思っちゃった。

あの雰囲気を書籍で伝えられるのか?って。

ブログにあった毒気はやはり抜けていた

で、書籍が届いて一読して。私的には好みです。ブログ特有のあの雰囲気が実は好きじゃなかったから。(彼とは年代が1回りくらい違うので、芸能人に例えられても分からないときとかあったしw)

「ナリ心理学」のエッセンスが端的にまとまっていてわかりやすい

うん、やはり、本屋さんに並ぶ書籍はこうだよね、っていうのが、率直な読後感想。
彼の考え方が非常に体系的にまとまっていて「そうなんだよ、そういうことなんだよ、まとめてくれてありがとう」ですね。
ただ、比較的年代が若く、彼のブログ独特の文章のテンポや展開が好きな人にはとても物足りないでしょう。
でもね、オバちゃん言うわ。
もうね、ほんと、分かって欲しい。「紙媒体であの流れは(大人の事情で)無理なんだよ」とw

私が印象に残ったところ

あなた何様?」で、私が特に印象に残っているフレーズを紹介しますね。

・この世には「自分なんて」と、暴言を吐かれていい人間なんていないし、そんな扱いをされてはいけない。そんな扱いをされることに決して慣れてはいけません。(P22)

・人は、人生の前提を自分で決め、その証拠集めの旅をしている生き物(p38)

・人生の主導権を握る、ということは、起きることすべてを受け取ると決めること(p65)

・誰かを心配すると、心配された側はどんどん「できない自分」になっていきます。(P104)

・心配するという役割を演じて自分の居場所を確保したいのです。(p106)

・映画や漫画などの物語の悪役も、「悲しい人」が多いです。実際の犯罪でも加害者は「悲しい人」が多いです。悪意の底には悲しみがいつもあります。怒りというのは不安と悲しみからしか生まれません。つまり怒りを出している人(加害者)はいつも、不安で悲しかった人(被害者)なんです。(p126) 

・目の前の現実の答えは、昨日までの自分の考えと行動の答え(p157)

・前提は昨日までの記憶…つまり、ただの思い込みであって真実ではない(p160)

・お金は、流れることで豊かさが増していく存在(p219)

・「これってお金使うようなこと?」と思っていたり、「うわ!これ高っ!」と思っていることにお金を使ってみると、お金の使い方が変わり、お金のもらい方も変わってきます(P232)

 

「人は、人生の前提を自分で決め、その証拠集めの旅をしている生き物」とか、ナリ心理学のブログを読み始めたときは、ホント「意味わかんない」って思ってました。

ナリ君のブログ読んで、えなり祭(行かなかったけどw)あたりの話題からこーちゃんを知って、こーちゃんのセミナーに行って…一周してナリ君の書籍に戻ってきたら、書いてあることの意味がよーくわかりました。爆

最近のアメブロはちゃんと読んでないけど(ごめんなさいw)、あの頃(2016年~2017年前半)に嫌というほど「ジャッジを減らす」って書いてくれて、本当にありがとうございます、とこの場を借りて御礼を申し上げます。笑

昨今の資格ビジネスではなく、独学でここまで「心の仕組み」を分かりやすく文章化してくれたナリ君に敬意を表して、このブログを〆させていただきますね。(いやでも、心のどこかで「ホントにメンターいないのかな?」って思っているのは内緒ねw)

あなた何様?

あなた何様?

  • 作者:ナリ
  • 出版社:サンマーク出版
  • 発売日: 2018-05-11

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