特性を捉えたブログの書き方【WordPress側の視点】
先日、LINE@で「私は、アメブロとWordPressのブログでターゲットも意識の置き方も文章の構成も全部変えています!!」と書きました。
すると「アメブロとWordpressってどうやって使い分けているのですか?そもそもブログの書き方ってあるんですか?」という質問をいただいたので、2つの視点から書いてみたいと思います。
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もくじ
アメブロとWordPressをどのように使い分けているか
この記事のテーマは「アメブロとWordPressの違いをWordPressでブログを書いている側の視点に立って書く」ということです。
アメブロでは、アメブロ側の視点で全く別の記事を書きました。
こちらでは、 WordPressの視点で書きたいと思います。
個人的にアメブロと WordPressの特徴を押さえて選んでいて、本人に合っている方を使っているならば、使い分ける必要はないのではないかと感じています。
私は、アメブロと WordPress を違いを調べるとネタになるのと(笑)、アメブロで書きたい文章とWordPressで書きたい文章が全然違うので両方持っているだけです。
アメブロと、WordPressでは、書きたいネタも、書く前の準備も、書いた後の想定もまったく違うのです。
WordPressでブログを書いている立場からのアメブロ
アメブロは「その時の読者さま」向け
アメブロに関しては、アメブロ読者様かFacebookページの読者様かはともかく…とにかく「その時」というリアル感を大切にして書いています。
なぜなら、アメブロで検索エンジンからの流入はほぼ期待していないからです。
読者登録をしてくださっている方が、最新記事を読んでくれるというのが前提で記事を書きます。
親しみやすさを演出するために更新頻度は多く、文章は短めに、写真も適宜入れます。会話調の文体やちょっとした日常のことも書きますし、あたかもその時一緒にいたような雰囲気を出すために、情景を想像させるような文章も書いたりします。
アメブロは数年前の全盛期のような勢いはもはやありませんが、やはり起業初期の人がブログを書くのにアメブロは最適なツールと言えるという実感はあります。
ただ、最近は、ネットユーザーの「アメブロ離れ」もあるのではないかという実感があります。私は起業する前からアメブロでブログを書いていました。その時は個人ユーザーさんもたくさん来てくれましたが、今は1割いるかどうか。今、読者登録してくださるのは私と同じ起業初期の人がほとんど(それでも、とてもありがたいですけど)。
「アメブロで集客」というのは、もしかしたら過去の話になっているのかも、というのが正直な実感です(それでも独自ドメイン取得当時に比べれば1000倍くらいマシですがw)
(※アメブロの商業利用の是非については規約を読んでくださいね。私も関連記事を書きました。でも、最近はポイントサイトへのリンクが平然と貼ってあるアメブロも見かけるなど…どうなってるんだろうかと思うときもありますが…)
既に都市伝説となっていると(私は思っていた)アメブロ商業利用での削除…先日、ある人のある記事が消されているのを見た時にちょっとびっくりしました。アメブロは商用利用が禁止であるということを念頭に、万が一いつ消されても代替案があるというのが私個人的にはビジネスの基本なのではないかと思いました。
アメブロは「見出し機能」が酷い
アメブロは見出し機能が使いにくいのは知っててその上で…
さっき、久しぶりにアメブロで見出しを使ってみたけど、愕然としました。
CSSのカスタマイズをすれば見た目はどうにでもなるだろうけど…デフォルトだと見出し機能なのか太字なのかが分からないという…この仕様な限り、アメブロで見出しなんて誰も使わないのではないでしょうかね?
そもそも、(カスタマイズを仕事としている人以外の)アメブロユーザーさんでCSSカスタマイズを自力で出来る人はどのくらいいるのでしょうか。
まあ、アメブロだと要らないんでしょうね。SEOとか意識する必要がほとんどありませんから。
WordPressは検索エンジンから来てくれる人がほとんど
それに対して、WordPress は、googleやYahooなどの「検索エンジン」で検索して見つけてきてくれる人が多いです。
よって、 検索エンジンで検索されやすい単語を随所に散りばめておくという工夫が必要になります。
そして、検索エンジンで上位表示されるための施策(SEOって呼ばれてますね)…それの効果を最大限に発揮しようとすると…
- タイトルは28文字に言いたいことを表現
- 本文には表示されない「概要文」が重要
- 「アイキャッチ画像」を意識する
- 見出しをどのタイミングでつけるか
- 最初の見出しの前の文章(リード文といいます)に何を書くか
- たまには過去記事を見なおして「リライト」してみよう
そして
- この文章で「言いたいこと」は何か?
- 検索エンジンでは、どのような言葉で検索してくると思うか? そんなのを共起語検索したりして、どんな文言をちりばめるか考えながら書きます。
とにかく「時間をかけてでも構成を考え抜いた記事」を書く
アメブロと大きく違うのは、過去…例えば、6か月以上経った記事でもGoogleやYahooなどで検索して読んでもらえる記事が多いです。
なので、アメブロのように「新しい記事がアクセスが多い」ということは決してありません。(でもさ、Facebookページでシェアしてもアクセス数が少ないとメッチャ凹むんだけど。笑)
アメブロの記事作成にかける時間は平均で20分ですが、Wordpressで構成を練ってから記事を執筆して公開するまで、2時間以下で終わることは稀です(特に3000字以上書く場合は、執筆自体は1時間ですが推敲や編集に時間がかかります)。
なので、Wordpressの場合は、検索エンジンからの流入がほとんどなので「いつ」「誰が」検索して辿り着いても役立つ記事が提供できるように、構成を意識して書いています。
WordPressで収入も
この仕組みを詳しくここで書くことが出来ないのが残念ですが(こないだGoogleから警告受けちゃってね…w)、WordPressの場合はブログで収入を得ることが出来るのです。「プロブロガー」っているでしょ?彼らは、ブログを書いていることが収入につながっているのです。書ける範囲で書くと、私の場合、Amazonや楽天の商品リンクが貼ってありますが、そこからAmazonや楽天で買っていただけると、少しですがブログの運営者にバックされる仕組みがあるんですよ。ま、チリも積もれば…ですよね!
ビジュアル面でのカスタマイズはWordpressならでは
WordPressって、ブログだけじゃないんですよ。外装…というか、見た目のパーツを「テーマ」というのですが…選んだテーマによっては、ブログではなくホームページっぽく作ることも出来ます。
実際、私の知っているママ起業家でも、ビジネスとして軌道に乗っている人はほとんど独自ドメインのホームページを持っていて(それがWordpressで作られているかどうかはあるところを見ればわかるのですが、ちょっと専門的になるから割愛)、かつ、広報ツールとしての「アメブロ」を書いている人が多いという印象があります。
要するに、万が一(規約違反だと運営が解釈して一方的に)アメブロを消されたり、アメブロサービスが終了になったとしてもビジネスを続けるのに支障がないような対策をしている、ってことです。
ただ、開設当初の閑古鳥はどうにもならなくて…
そのことについては「【検証】独自ドメインでブログを始めると3ヶ月は本当に閑古鳥なのか【Wordpress】」に詳しく書きました。
個人的には、「アメブロ離れ」も感じますが、まだ「ブログ=アメブロ」っていう方もかなりいらっしゃいます。
そして、Wordpress開設当初は悲惨なので…起業初期はアメブロの力も駆りつつ、将来を見据えて、軌道に乗ったら最終的には「Wordpress一本化」を目指すのがおススメです。
※アメブロの力を最初から借りないと決めた場合は、Facebookページの運用がおススメです。
アメブロとWordpressの併用、私はこのように使い分けています
では、アメブロとWordpress、この二つを併用する時。
私が考えるベストな方法というのは、「アメブロしかブログを読まない方に向けてwordpress への流入を狙うということ」です。
WordPressではずっと読んで欲しい記事を書いて、「これはアメブロ読者様にも読んで欲しいなぁ」と思ったら、アメブロ記事に概要書いてリンクを貼るのです。
決して、同じ文章を2つのブログに載せてはいけません(詳細説明は後で)。
更新情報をどうやってお知らせするか
WordPress の特徴としては、他のSNSツール(FacebookやTwitterなど)を使わない限り、ブロガー同士のつながりが持てない、更新情報を能動的にお知らせできないということです。
アメブロではあまり考えなくていい「どうやって自分のページや更新情報を知ってもらうか」ということにとても神経を使うことです。
アメブロでしたら、「相手に知らせて読者登録」をして、読者登録をした相手がお互いに読者登録をしてくれるのを待つという方法が出来ます(Twitterでいう「相互フォロー」ですね)。
wordpress の場合は検索エンジンに引っかかるような文章を作ることで検索エンジンで上位表示しやすくなる工夫は出来ます。。しかし、「自分から能動的にアクセスを呼び込む」ということはなかなか難しいのです。
アメブロ以外のおススメツール
結果的に wordpressのブログへの流入ができればいいので、インスタや twitter などでも代用できます。
Instagram は、投稿にURLを貼り付けられないのが広報ツールとしては最大の欠点(きっとわざとそういう仕様にしているんでしょうけど)。
投稿を見て、プロフィールページを見てもらえれば、そちらにURLを貼り付けることは可能です。
効率は良くないですけれど、カメラマンやスタイリスト、飲食店や手作り小物作家など…ビジュアルを重視しているジャンルで起業している方はInstagram、いいのではないかと思います。
twitter は130字以内という文字制限があり、そこに url を埋めなければいけないのでなかなかアピールするのが大変ですけども、時事ネタや世間の関心が高いテーマ、ベストセラーの書評記事はtwitter からの流入もあります。
すなわち wordpress でブログを書いているときは、wordpress 以外のツールを使ってどうやって自分のワードプレスブログに見に来てもらうかということを別途考える必要があります。
WordPress でブログを作るには、独自ドメインを作ることがあるんですけれどもやはりビジネスとして名刺を渡す時に「アメブロ?」って言われることはたまにあります。
アメブロのオフィシャルブロガーさんはもちろんのこと、やはりある程度起業かとして商売が成り立っている人は、アメブロ以外にWordpressなどでホームページを別に持っている人が多いです。
WordPress は、「テーマ」というので見た目はだいぶカスタマイズできます。よって、 ブログではなくホームページとして運用することも可能です。
個人的には WordPressでホームページを作っておいてブログはアメブロというのもいいんじゃないかと思います
【これだけはダメ】同じ文章を2つ以上のブログに貼り付けないで
2つ以上のブログを運営するときの注意点です。
同じ文章を、たとえば、アメブロと wordpress のブログにコピペするのはNGです。
これをすると、コピーコンテンツとみなされペナルティを受けます。
具体的には、検索エンジンの順位が下がります。
ちなみに 、「メルマガで書いた内容をブログに貼り付ける」のは大丈夫。
メルマガの内容は web 上では公開されていないので、検索エンジンで引っかかることがないからです。
ブログで書くこととメルマガで書くことの内容を変えてくる人がほとんどですが(メルマガは内緒話的な要素で使う人が多いですね)、メルマガで集客している人の中には、ブログとメルマガが同じ内容だけど「イベント告知はメルマガのみ」という人もいます。
ブログを並行で運用すると、どちらのブログを読みに行ったらいいかわからないということがあります。そういうありがたいコアなファンのために、一元化したポータルサイトみたいな位置づけのものを作るといいでしょう。「すべてのブログ更新情報はこちらに掲載されます」みたいな。
私の場合、facebook ページと twitter などのアカウントを取得して、どちらかをフォローしてもらえればどちらのブログの更新情報を受け取ることが出来るようにしています。
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