【読後感想】本田晃一「なんか知らないけど、強運が舞い込むすごい習慣」

本田晃一さんの最新刊「なんか知らないけど、強運が舞いこむすごい習慣」が2018年6月20日に発刊しました。前作「はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法」が2017年9月の発刊ですから、1年経たずに出版されたということになりますね。

今回の記事では、6月21日に開催された出版記念講演会で印象に残った言葉と、本作を読んだ感想を詳しく書きますね。

 

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「物事に対するリアクション、これを変えれば人生が変わる」

出版記念講演会の冒頭でのこの言葉、私にとってはとても印象的でした。どういうことかというと、例えば同じ出来事に遭遇したとしても、その人の背景(捉え方の癖や育った環境などから培われた価値観など)によって出てくる反応が違うわけです。

だからと言って「ここで悪く思ってはいけない」と強制的にポジティブになろうとしてもうまくいかないですよね。(ダイエットの後にリバウンドが来るようなもの)

こーちゃん曰く「良い反応をすればそのための理屈を探す、悪い反応をすればそのための理屈を探して自分を正当化する」ということでした。

ちなみに、「良い反応=良い」「悪い反応=悪い」ではありません。

捉え方を変えると、いいところが見える。自分にとっては悪いように見えるけど見方を変えればすごいっていう場合もある、とのこと。

その他で印象的だったのは、ここですね。

  • 「運」は「お金」と同じで目的ではなく手段(お金を得ることが目的ではなく、お金を使って幸せになることが目的でしょ?運が良くなることが目的ではなく、運を良くして幸せになることが目的のはず)
  • 自分で自分の扱いが雑だと、雑に扱われる環境(学校や職場)に行く。自分の出来ないことは出来ないとあっさり認める。
  • 否定している人物像があると、それを延々と演じ続ける→そんな自分にOKが出せると勝手に止まる
  • 嫌いな人にはエネルギーは注がない。人生において時間は限られている。嫌いな人に投資するのは「絶対に上がらない株」に投資するのと同じ。好きな人は「絶対に上がる株」と信じて投資すべし。

「なんか知らないけど、強運が舞い込むすごい習慣」を読んで

私は、本田晃一さんの「世界一ゆる~い幸せの帝王学(親家族編)」の収録セミナーに参加しています。これの質疑応答でのこーちゃんの切り返しに鳥肌が何度も立っております。で、この本を読むとその頃のことを思い出したりします。

「愛情の深さ=理解の深さ」じゃない

「自分のことを分かってもらえてない(=理解されてない)」と思うと、愛されてないと思い込んでしまう。でも、子育てしてて思うけど、自分の子供は好きだけど何言っているかよく分からない時ってあるじゃない。「自分のことを分かってもらえない=愛されてない」じゃないよ。

これは、親家族編でも聞いたのですが、初めて聞いた時は衝撃的でした。そうだよねって。私たちは、どうでもいいものを勝手に結び付けてバロメータにしているんだ、って言うことに気が付いたのでした。

余談ですが、「ミスすること、叱られることを自分の存在価値と結び付けない」という事を、こーちゃんのお仲間?の密教風水カウンセラーの種市勝覺さんがブログに書かれていて、「あ、そうだ。余計なものを勝手に結び付けて拗ねているだけなんだな」ってことを思い出しました。

いるいる!大人の「イヤイヤ期」の人!

「周りに迷惑をかけないように」「誰かの手を煩わせないように」というのが習慣化してしまうと、それまで自分が頑張ってきたことが「分かってもらえない」とき「何でこんなに分かってもらえないの!こんなに辛いのに!」という反応が出てしまうんだそうです。

僕たちって、相手に「悲しい」がわかってもらえないと「悲しい」を分かってもらえるまで「悲しい」をやり続けます。
「怒ってる」がわかってもらえないと、「怒ってる」をわかってもらえるまで「怒ってる」をやり続けます。
「相手にわかってもらえなくて辛い」という気持ちが成仏するまで、派手に演じてしまうんです。(p89~90)

私たちは、「分かってもらえない」と思うと、分かってもらえる(と自分が感じる)まで、分かってもらおうという行為をするんだそうです。で、分かってもらえないと感情に蓋をしてしまうのだとか。そうするとそんじょそこらのマイナス感情を感じないので傷つかなくなる代わりに、ささやかな優しさとか喜びなどのプラス感情も感じられなくなるそうです。

その根底には「こんな風に分かって欲しかった」というのがあり、さらに自分のことは言わずとも分かってもらえるという「思い込み」が根付いている、ということだそうです。

そのためには、「分かって欲しいこと」は口に出そう、ということです。

相手に「悲しい」「怒っている」「分かってもらえない」と思っていると、相手が分かってもらってる(とこっちが自覚できるようになる)まで「わかってくれ」とあの手この手を尽くして拗ね続けるんですよね。

自分から見て「運がいい」人と一緒にいることで、価値観をアップデートさせよう

この本に限らず、こーちゃんが講演会やセミナーで言ってて、私が心に留めているのは

  • 自分の湧き出る感情すべてにオッケーを出す
  • 自分に対するダメ出しを1つでも減らす

って言うこと。

そのために何をするか?というと、「こんな状況でもよく頑張ってるよね」と、自分で自分を労うこと。みんな自分に厳しすぎるんですって。
自分が気になるところってのは、自分にとって関心が強いところじゃないですか。ってことは、そもそもハイレベルなところでの「できる」「できない」のジャッジだったりするんですって。
関心が無いジャンルだと、「出来るだけでもすごい」ってのがあるじゃないですか(私にとってお裁縫とかillustratorみたいなのがそこに当たるわけでw)、いったんそのレベルまで判定基準を下げてみると、「実はすげーよく頑張ってた」ってのが見えてくるってわけ。

間違えちゃうと、「こんなにやっているのに成果出ない自分ダメ」とか「自分にダメ出ししてる自分ダメ」と、理由をつけてさらなるダメ出しをしちゃうw
そういうときは運がいいと思う人といっしょにいて「価値観をアップデート」しながらダメ出しや思い込みを減らせるといいなぁと思っているのです。

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